「死」について。
ニュースを見ていると必ずといっていいほど「死」という言葉が出てくる。
「死」というものは何だろう。
簡単に思いつくのは、「生」ではない状態だろう。
だが、植物人間や脳死といった、曖昧なものも存在する。
動かなかったら「死」?考えられなかったら「死」?
どちらもパッとしない表現だ。
こんな話をするのは理由がある。
先日、同じ中学校の同級生であった人が、自殺してしまった。
その時から、「死」というものが何なのか考えてみるようになった。
辞書を見ると、「生物の生命活動が停止すること」と書いてあるが、
自分が「生」きている以上、「死」は絶対に理解できない。
この2つはまったく逆のことであるから。
自殺ー自分自身で「死」を体験すること、ある意味これが一番「死」に近いかもしれない。
…いきなりこんな話題をする場所はそうはないだろう。