「電車男」について。 | KENG 365.

「電車男」について。

パッとしない、というより「カコワルイ」男が、ふとしたことでキレイな女と出会うー
妄想と思えるこのシチュエーションだが、なんとこれがノンフィクションらしい。
今までにない新しい映画の誕生である。

ネットで「電車男」を読んだが、これが面白い。
何故こんなに面白いのか。
第3者の数が非常に多く登場するからだ。
普通の小説では(といってもセカチューしか浮かばないが)、
男と女(サクとアキだっけ)はもちろんだが、
それを取り巻く第3者は、せいぜい多くて30人くらいだろう。
ところがこの物語では、
電車男を応援する人、罵倒する人、ネタを書いて場を明るくする人…
実に人物描写が細かいのだ。
これほどの人物が登場する小説はギネスもびっくりだろう。

映画では主役を山田孝之、恋人役を「エルメスたん」の張本人、中谷美紀が演じる。
ネットの世界で繰り広げられる世界を、映画でどう表現するのか。
「禿しく」期待したい。


電車男
http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Aquarius/7075/trainman.html

電車男 映画版
http://www.nifty.com/densyaotoko/